難しいから面白い?健康マージャンという新たなカルチャーの魅力(前編)

今回お話を伺ったのは、宮崎市若草通りにあるマージャンスクール「SITEN(シテン)」の校長先生でもあり、レッスンプロ・競技プロとして活躍される新倉敏彦さん。国文祭・芸文祭みやざき2020では、全日本健康マージャン交流大会の地元実行委員長を務められています。

マージャンに興味を持ったのは、高校時代、友人に誘われて何の気なしに始めたことがきっかけだったのだそう。都城市出身の新倉さんは、大学進学で宮崎市内に引っ越し、卒業後に清武町で雀荘をオープンされました。マージャンに魅了され24年になると話してくれた新倉さんに、マージャンの魅力や国文祭・芸文祭みやざき2020で開催される、『全日本健康マージャン交流大会』の見どころについてお話を伺いました。

「飲まない・吸わない・賭けない」の健康マージャン

今回の『全日本健康マージャン交流大会』へは、マージャンにおけるメジャーリーグ『Mリーグ』にも出場する有名なプロ、8名が参加予定。「宮崎でここまでのメンバーが一堂に会する機会はなかなかないですよ」と新倉さん。最近では若い方の競技人口も増えているのだそうです。

健康マージャンが普及したことで、以前と比べてイメージが良くなり、女性や若い方の参加も増えたのだそう。Mリーグは動画で配信されていることもあり、マージャンのプロが真剣に取り組んでいる姿を広く見てもらえるようになったということも関係しているのかもしれません。新倉さんの思うマージャンの魅力について聞いてみると、その複雑さについて丁寧に教えてくれました。

「マージャンという競技は、仲間が作りやすいところも魅力です。健康マージャンは特に、友達と仲間づくりを目的にやってらっしゃる方も多いですよ。点数の多さを競うのですが、ルール自体はパズルみたいなもの。面白いのは、実力が1回の交戦ではわからないんですよね。長いスパンで見ると、もちろんある程度予想はできてくるし、確率の問題だから期待値が高いほうに挑戦できる人が強いです。ただ、必ずしもベテランが勝つ訳ではないので、競技プロの僕が、昨日教えた生徒さんに負けたりもすることもある。そういう部分は、他の競技にはない面白さかもしれません。」

マージャンと人生は似ている?

マージャンに使う牌は全部で34種類。一種類につき4枚あるので、自分が3枚持っていたら残りは1枚しかありません。相手の性格や癖を見ながら手を読んだり、手元にある牌からゲーム展開を予想していく、心理戦や数学的な要素も強い競技です。スタートした時点で悪い手が良い手になるなど、途中で形勢逆転することも多々あるのだそう。

「そういったこともあって、よく人生に例える人がいます。スタートには差があるけれど、最後に誰が勝つかはわからない。マージャンのプロをしていて、ポーカーのプロになってる人もいますよ。心理戦でもあるし、持ってる手を良く見せたり、ダメに見せたりの騙し合いも。数学的な要素とパズル的な要素と心理戦があって、その複雑さがハマる理由なのだと思います。」と新倉さんは話します。

高校生でマージャンと出会ってからこれまでの24年間、途切れることなくマージャンと関わってこられた新倉さん。運だけでも、実力だけでも勝ち続けることはできない難しさが、マージャンの本質的な面白さなのかもしれません。

後編では、本大会の見どころについてお伺いしていきます!

「全日本健康マージャン交流大会」
期間:2021年8月29日(日)
時間:開会式9時30分〜(受付8時30分〜)
会場:シーガイア コンベンションセンター 4F
※感染拡大を防止のため「無観客」での開催とさせていただきます。
※ふれあい対局コーナーは、事前申込が必要です。
電話(090-8357-4100)又はメール(siten20190614@gmail.com)にて新倉さんにご連絡ください。対象は宮崎県在住者のみとなります。