難しいから面白い?新たなカルチャーの魅力を聞く(後編)

今回お話を伺ったのは、宮崎市若草通りにあるマージャンスクール「SITEN(シテン)」の校長先生でもあり、レッスンプロ・競技プロとして活躍される新倉敏彦さん。前編では健康マージャンや競技マージャンの魅力について伺いましたが、後編では、新倉さんがこれまでマージャン普及のために取り組まれてきた事業の道のりや、そこに込められた思いについて詳しく伺いました。

昔ながらのマージャン店もいいけれど

マージャンを始めてから、今年で24年が経つという新倉さん。最初にオープンしたお店は清武町でしたが、現在のような健康マージャンの店ではなく、昔ながらの、地元の人たちが集まるお店だったのだそう。

「日本プロ麻雀協会が出しているプロ資格には年齢制限があり、宮崎に競技プロがまだいないということと、お店の宣伝になるかなと思って、33歳の時にプロ資格を取得したんです。そのタイミングで先のお店は譲渡して、マージャンを楽しむ『賭けない・飲まない・吸わない』健康マージャンのお店を始めました。ちょうどMリーグが始まってマージャンのイメージが向上し始めた頃でもありましたし、元々『街中、駅のそばで、マージャンを昼間からできる店が欲しい』というお客さんからの要望が多かったんですよね。」

誰かにとっての“場”を守りたい

常連さんたちの要望に応えオープンした若草通りの現店舗は、今年で2年目。宮崎では「SITEN」以外に、健康マージャンに特化したお店はないのだそうです。

「僕がおすすめしたいのは、競技マージャンの面白さとはまた別の理由で、年配の方が元気で長生き、健康寿命を長くしてもらいたいというところにもあるんです。座りっぱなしはあまり良くないのですが、1回終わるたびに軽く体操してもらったりしてみんなで気をつけています(笑)やっぱりお店にずっと来てくれる方々が、できるだけ健康に楽しく暮らしてもらえると嬉しいですものね。友達作りに来られる方もいますし、そういう方達のためにも、場所は守っていきたいなと思っています。」

競技マージャンのこれから

清武のお店の頃から通ってくれていた常連さんたちにとっても、憩いの場になったら嬉しいと話してくださった新倉さん。ご自身もマージャンのプロとして活躍されていますが、競技マージャンへはどのような思いで取り組まれているのでしょうか?

「今はMリーガーという職種ができたので、昔に比べたら認知度も高く、憧れの職業に上げてくれる若い方たちもいます。僕自身がトーナメントに出場することもありますが、宮崎からも、本気でMリーガーを目指せるような土台作りをしていきたいなと思いますね。今後AIが発達したり、いろいろなことがもっと便利になっていくと思うんです。そしたらマージャンのようなアナログなゲームが、また再熱するのではとも考えています。ゲームを職業にして、生活できるなんて一昔前は思いもしなかったですよね。老若男女が同じフィールドで戦える、すごく面白い競技だと思います。まだまだ伸び代があるので、ぜひ色々な方に興味を持ってもらえたら嬉しいですね。」

29日(日)に開催される「全日本健康マージャン交流大会」は、コロナ感染拡大防止の観点から、各マージャン卓に飛沫防止シールドを設置し、マージャン牌や手指の消毒を徹底するなど、国のガイドラインを遵守しながら無観客で開催と致します。

競技マージャンや健康マージャンに興味が湧いたという方は、状況が落ち着き次第、ぜひ新倉さんの元を尋ねられてみてくださいね。

「全日本健康マージャン交流大会」
期間:2021年8月29日(日)
時間:開会式9時30分〜(受付8時30分〜)
会場:シーガイア コンベンションセンター 4F
※感染拡大を防止のため「無観客」での開催とさせていただきます。
※ふれあい対局コーナーは、事前申込が必要です。
電話(090-8357-4100)又はメール(siten20190614@gmail.com)にて新倉さんにご連絡ください。対象は宮崎県在住者のみとなります。